人間工学を基にした寸法

色々なサイトに人間工学に基づいた椅子、机の高さの求め方が記されていますが、

あらためてここでも紹介いたします。

 

まず、その前にそもそも『人間工学』とは何なのか。

簡単に言うと、 人間の特徴を探求する学問です。

身体の形状や可能な動作の範囲のような身体的特徴、ある環境に対してどのように感じるかなど

心理的側面の特徴、自覚していなくても反応してしまうような生理的側面の特徴などです。

 

例えばよくありそうな事で言うと、

手洗いの水道のレバーを逆に動かしてしまって、水を止めるつもりがたくさん出してしまって

びしょびしょになったり、毎回扉を引くところを押してしまったり…ないでしょうか?

これは右利き左利きとか人によって違うこともありますが、

多くの人が同じような事をしてしまう傾向にあるようです。

このような特徴を捉えて使いやすい設計をする為には、人間工学の知識が必要になってきます。

人間工学の知識を利用して、あえて使いにくい設計にするというのも面白い気がしますが…

あくまでも人の健康に関わるものや、機械操作など安全性が問われるものの設計を除いてです。

話を戻して、椅子と机の高さの求め方です。

※あくまでも目安です。今使用している椅子や机とどれくらい違うか比較してみて下さい。

 

椅子の高さ= 身長 × 0.25 - 1

机の高さ= (身長 × 0.25 - 1) + (身長 × 0.183 - 1)

差尺 = 座高(身長 × 0.55)÷ 3 - 2~3 ※

※差尺について様々な記載あり。座高の1/3から何㎝上下させるかで、使用目的によっても違う。

 

差尺とは、(机の高さ)から(床から座位基準値)までの長さを引いた長さです。(下図)

座位基準値は、以前の記事に記載しましたが坐骨と椅子の座面があたるポイントです。

作業いすと机の機能寸法(単位:㎝)
※産調出版 『インテリアの人間工学』より図を引用

この人間工学に基づいて求めた基準値は、平均値であって万人に当てはまるものではありません。

くどいですが、あくまでも目安にして下さい。

私自身まだこの寸法については勉強中であり、今後自分の考えを投稿できたらと思っています。

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